以前リノベーションされた平屋の古民家。 経年劣化したトップライトまわりの防水部分を補修しました。
お客様のお悩み
三条市にある、築100年以上の古民家。
以前、
別の会社によって
リノベーションされたお住まいですが
屋根に設置されたトップライト(天窓)
まわりから雨漏りが発生し
補修のご相談をいただきました。
古い家を直して
これからも使い続ける。
そんな住まいでも
年月が経てば
部分的に傷みが出てくることがあります。
今回は、
トップライトまわりの
防水部分が経年劣化していたため
既存の屋根を活かしながら
必要な部分のみを補修することにしました。
職人の見極めPOINT
雨漏りの修理では
雨水が室内に現れた
場所だけを直せばよいとは限りません。
大切なのは
どこから雨水が入り
どの部分に手を入れる必要があるのかを
確認すること。
今回のお住まいでは
トップライトまわりの防水に
使われていた鉛の部分が経年劣化していました。
そこで
周囲の安田瓦を一部取り外し
既存の瓦下地を補強。
そのうえで
トップライト防水用の鉛部分を新しく取り替え
瓦部分の防水紙も新しくし
最後に取り外した瓦を元に戻しました。
屋根全体を葺き替えるのではなく
既存の瓦を活かしながら
雨漏りに関係する部分を中心に補修しています。
築100年以上の古民家だからといって
何でも新しくする必要はありません。
今あるものを活かせるところは活かし
傷んでいるところにはきちんと手を入れる。
古い家をこれからも使い続けるためには
そうした修理も大切だと考えています。
工事を終えて
トップライトまわりの防水部分を取り替え
瓦下地を補強したうえで
既存の安田瓦を元に戻しました。
工事後の見た目は
以前と大きく変わりません。
でも
今回大切だったのは
見た目を新しくすることではなく、
雨漏りの原因となっていた部分に
手を入れることです。
工事から数年経過しましたが
その後
雨漏りが再発したとの
ご報告はいただいていません。
築100年以上の古民家でも
一度リノベーションすれば
それですべてが終わるわけではありません。
暮らし続けるなかで
傷んだところを直し
必要な手入れを重ねていく。
古い家を活かすというのは
そういうことでもあると思います。
家全体を大きく変えるのではなく
今ある住まいをこれからも使い続けるために
必要なところを直す。
そんな古民家の雨漏り補修工事でした。